格闘技団体「RISE(ライズ)」の魅力を徹底解説。

RISE

日本国内で立ち技格闘技の人気が再燃している中、特に注目を集めているのがキックボクシング団体「RISE(ライズ)」です。 スピード感と攻防の激しさを追求するスタイル、スター選手の登場、他団体との交流戦など、その存在感は日に日に増しています。 この記事では、格闘技ファンならずとも気になるRISEの魅力を、キーワードとともに徹底的に掘り下げます。

【この記事のポイント】

  • RISE(ライズ)の基本情報と歴史
  • 有名な格闘技選手と名試合
  • 話題を集めた大規模大会
  • ファイトマネーと資金構造の裏側
  • RISEの運営体制とスポンサー事情

RISE(ライズ)とは何か──日本発の格闘技団体の特徴

RISE(ライズ)は2003年に設立された日本のキックボクシング団体です。 正式名称は「Real Impact Sports Entertainment」。 その名の通り、リアルで衝撃的な格闘技エンターテインメントを提供することを理念に掲げています。

RISE最大の特徴は、組み技を排した立ち技限定ルール。 スピーディーでアグレッシブな試合展開が可能で、視覚的にも分かりやすく、格闘技初心者にも親しまれやすいのが強みです。

試合時間は3分3R(延長あり)で、パンチ、キック、膝蹴りなどが主要武器となります。 また、アマチュア大会や地方大会(RISE NOVA、RISE WEST)など育成にも力を入れており、幅広い選手層に門戸が開かれています。

▶参考:https://rise-rc.com/about/

スター選手たちが支えるRISEの舞台

RISEがここまで格闘技界で注目される理由のひとつは、数々のスター選手の登場です。 特に那須川天心は、団体の象徴ともいえる存在。 無敗伝説を築きながら、ムエタイのロッタンやK-1王者の武尊など、他団体の強豪をも撃破。

2019年のRISE WORLD SERIESでは、天心が志朗を破って優勝、白鳥大珠も輝きを放ちました。 これらの大会は、国内外から格闘技ファンの注目を集め、RISEの名を世界に知らしめるきっかけとなりました。

近年では原口健飛、志朗、YA-MANなど新世代ファイターが台頭。 過激なマイクパフォーマンスとスピード勝負のスタイルでSNS世代のファンも取り込み、RISE全体の人気を底上げしています。

さらに、那須川天心の引退以降、RISEは単なる天心の団体ではなく、多様な選手が主役となれる“スター製造工場”へと変貌。 格闘技界において“個人商店”のようなスター偏重からの脱却を図っており、これは他団体と比べても特筆すべき点です。

▶参考:https://gonkaku.jp/articles/11426

話題性抜群の大会と注目カード

RISEは定期的にビッグイベントを開催し、そのたびに話題の中心になります。 中でも「RISE ELDORADO」や「RISE WORLD SERIES」などは、国内最高峰の格闘技大会と称されることも多いです。

中でも記憶に残るのが、2022年に行われた「THE MATCH 2022」。 那須川天心とK-1の武尊による世紀の一戦は、RISEとK-1の枠を超えたコラボ興行で、東京ドームに5万人以上を動員。 試合の熱量、観客の反応、SNSでのバズり──どれを取っても異次元級の盛り上がりでした。

この大会以降、RISEとK-1、さらにはGLORYなど海外団体との交流も活性化。 日本発の格闘技イベントが世界へ羽ばたくきっかけにもなりました。

加えて、YA-MAN vs 芦澤竜誠といった“因縁カード”もRISEの魅力のひとつ。 試合前の乱闘騒ぎすら話題になり、格闘技そのものだけでなく、ドラマとしての要素も重視されているのが特徴です。

▶参考:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=27655

ファイトマネーと資金源のリアル

格闘技界の裏側として気になるのが、ファイトマネーや運営資金の話。 一般的な中堅選手の報酬は数万円〜数十万円程度と言われていますが、RISEの主要大会に出場する選手は数倍以上の報酬を受け取ることがあるとされています。

賞金付きトーナメントの開催も多く、RISE WORLD SERIESでは優勝賞金1000万円、GLORYとの合同イベントでは1,500万円という規模の賞金が設けられた例も。 こうした報酬は、選手のモチベーション向上にもつながっています。

RISEの資金源としては、チケット収入やPPV配信(ABEMAとの連携)に加え、CygamesやPONOSといったスポンサーの存在も大きいです。 また、医療法人や美容業界など異業種からのサポートも得ており、多様な資金構造がRISEの強みとなっています。

選手にとっても「勝てば賞金」「結果を出せばファイトマネーUP」という明確な評価軸があるのは、格闘技として非常に健全な運営とも言えるでしょう。 この実力主義の環境が、競技の質を高める土台にもなっています。

▶参考:https://president.jp/articles/-/55228

運営体制と未来への展望

RISEは、RISEクリエーション株式会社が運営しており、代表は元キックボクサーの伊藤隆氏。 大会運営からマッチメイクまで陣頭指揮を執りながら、K-1やRIZINとの関係構築にも尽力しています。

また、競技の公正性を担保するために「RISEコミッション」が設けられており、レフェリー、ジャッジ、ルール整備を担当。 団体としての信頼性も高く、今後はさらなる国際展開が期待されています。

RISEの特徴のひとつは、他団体との垣根を越えた柔軟な提携戦略。 THE MATCHの成功以降、K-1やGLORYとの選手交流が本格化し、世界中の格闘技ファンにRISEという名が浸透し始めています。

2025年には世界トーナメントの新設、GLORYとの共催イベントなども予定されており、まさに「世界と戦うRISE」が現実味を帯びています。 格闘技の未来を切り開く存在として、その注目度はますます高まっています。

▶参考:https://rise-rc.com/news/240208_rws2025/

RISE(ライズ)は、日本発の立ち技格闘技団体

RISE(ライズ)は、選手の才能、運営の柔軟性、そして国際的な連携力を武器に急成長を遂げています。 格闘技の面白さをより多くの人に伝える存在として、これからも目が離せません。

スター選手の活躍、大会のスケール、資金の裏側まで知ることで、RISEの本当の魅力が見えてきます。 ライズが日本格闘技界に与える影響は、今後さらに大きくなっていくでしょう。 これからも、格闘技ファンとして、その動向をしっかりと見届けたいと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました