冨澤大智とRIZINで戦う山本アーセンって?

未分類

山本アーセン(やまもと あーせん)は、日本の総合格闘家であり、元レスリング選手です。レスリングの名門一家に生まれ、幼少期からその才能を開花させ、後に総合格闘技(MMA)の世界に進出しました。以下に彼の経歴や特徴、戦績などを詳しくまとめます。

冨澤大智とRIZIN男祭りで山本アーセンが激突!

記事のポイント
  • 出身: レスリング名門一家、母は山本美憂。
  • 実績: 世界カデット優勝、MMAは4勝7敗。
  • スタイル: レスリングベース、打撃も向上。
  • 現状: 結婚し一児の父、2025年5月次戦予定。

山本アーセンの基本プロフィール

  • 本名: 池田怜(出生名)→山本アーセン(改名後)
  • 生年月日: 1996年9月8日
  • 出身地: 神奈川県
  • 身長: 169cm
  • 体重: 57.0kg(フライ級で活動中)
  • 所属: KRAZY BEE / SPIKE22
  • デビュー: 2015年

家族とバックグラウンド

山本アーセンはレスリングと格闘技の名門一家に生まれました。

  • 祖父: 山本郁榮(1972年ミュンヘンオリンピック・グレコローマンレスリング57kg級7位)
  • 母親: 山本美憂(元レスリング世界チャンピオン、後に総合格闘家としても活躍)
  • 叔父: 山本”KID”徳郁(総合格闘家、HERO’Sミドル級王者)
  • 叔母: 山本聖子(元レスリング世界チャンピオン)
  • 実父: 池田伸康(元プロサッカー選手)
  • 継父: エンセン井上(元総合格闘家)

母親の山本美憂がエンセン井上と再婚した際に、「アーセン」という名前が付けられました。これは「athene(アテネ)」に由来するもので、オリンピックの象徴としての意味が込められていると言われています。このような環境下で育ったアーセンは、4歳からレスリングを始め、格闘技への道を自然と歩み始めました。

レスリングでの実績

アーセンは幼少期からレスリングで頭角を現し、数々の大会で優秀な成績を収めました。特にカデット(ジュニア)世代での活躍が際立っています。

  • 2003年: 全国少年少女レスリング選手権大会 優勝(30kg級)
  • 2005年: 同大会 優勝(39kg級)
  • 2006年: 同大会 優勝(45kg級)
  • 2008年: 同大会 優勝(57kg超級)
  • 2013年: ジュニアオリンピック カデットの部 優勝(69kg級)
  • 2013年: 世界カデット選手権 優勝(69kg級)
  • 2015年: ジュニアオリンピック ジュニアの部 3位(66kg級)

世界カデット選手権での優勝は、彼のレスリング技術と才能を世界に示すものであり、総合格闘技への転向後もそのベースが活かされています。

総合格闘技への転向

アーセンは2015年に総合格闘技デビューを果たしました。主にRIZINを主戦場とし、レスリングを基盤にしたタックルやグラウンド技術を武器に戦います。デビュー戦から注目を集めましたが、キャリアを通じて苦戦も経験しています。

主な戦績

  • デビュー戦(2015年12月31日、RIZIN): クロン・グレイシーと対戦。1Rで三角絞めにより一本負け。グレイシー一族の強豪との試合は厳しいスタートとなりました。
  • 2戦目(2016年7月): 才賀紀左衛門に判定勝利(2-1)。MMA初勝利を挙げました。
  • 2017年10月: マネル・ケイプ(後のRIZINバンタム級王者)に1R TKO負け。
  • 2018年12月31日、RIZIN.14: 宮田和幸の引退試合で対戦。2Rアームロックで敗北。
  • 2019年6月、RIZIN.16: ティム・エスクトゥルースに1R KO勝利(右ヒジ打ち)。約2年ぶりの勝利。
  • 2020年8月、RIZIN.22: 加藤ケンジに1R KO負け。怪我もあり長期欠場へ。
  • 2023年5月6日、RIZIN.42: 約2年9ヶ月ぶりの復帰戦で伊藤裕樹に判定勝利(3-0)。
  • 2023年9月24日、RIZIN.44: 福田龍彌(DEEPフライ級暫定王者)に3R TKO負け。
  • 2024年3月23日、RIZIN LANDMARK 9: 柴田“MONKEY”有哉に1R膝十字固めで一本負け。

現在のMMA戦績は 4勝7敗(2025年3月時点)。負け越しているものの、対戦相手のレベルが高く、彼のポテンシャルに対する期待が大きいことも背景にあります。

山本アーセンの次戦予定

  • 2025年5月4日、RIZIN男祭り(東京ドーム): BreakingDown出身の冨澤大智と対戦予定。フライ級(57.0kg)での試合で、再起をかけた一戦となります。

戦闘スタイルと特徴

  • レスリングベース: タックルやテイクダウンを得意とし、グラウンドでのコントロール力に優れています。
  • 打撃の進化: キャリアが進むにつれ、パンチやヒジ打ちなどの打撃技術も向上。特に2019年のKO勝利ではその成長が垣間見えました。
  • 精神力: 負けが続いても諦めず復帰を果たすなど、精神的なタフさも持ち合わせています。

私生活

  • 結婚: 2016年10月にハンガリー出身の女性と結婚。
  • 家族: 2019年に娘が誕生し、現在は一児の父として家庭を支えています。
画像: 山本アーセン vs. 冨澤大智

ブレイキングダウンのスター冨澤大智

冨澤大智(とみざわ だいち)は、1997年10月3日生まれ、栃木県出身の日本のキックボクサー兼総合格闘家です。元消防士で、21歳から格闘技を始め、アマチュアで8戦6勝2敗の実績を残しました。

2019年には「格闘代理戦争4thシーズン」で武尊チームの一員として注目され、K-1の下部組織Krushでプロデビュー。2戦2勝と全勝し、その後ブレイキングダウン(BD)に参戦し、圧倒的な強さで人気を集めました。現在はRIZINにも出場し、プロとしての地位を確立しています。身長168cm、体重は約57-61kgで、サウスポーの構えが特徴です。

冨澤大智の強さのポイント

キックボクシングの技術とフィジカルにあります。BDでは強豪を次々と瞬殺し、左膝蹴りでのKO勝利が話題に。2024年末のRIZINでは三浦孝太を膝蹴りでKO

私生活では高校時代からの恋人と結婚し、一児の父。過去に冤罪とされる逮捕歴がありながらも、格闘技で人生を切り開いた努力家です。「孤高の闘神」と呼ばれ、BD出身でも本物の格闘家だと証明する戦いに挑み続けています。

冨澤大智との決戦が決まった山本アーセンの評価と今後

山本アーセンは、レスリングでの輝かしい実績と有名な格闘一家の出自から、デビュー当初は「山本家の最終兵器」とも称され大きな期待を背負いました。しかし、MMAでは強豪との対戦が続き、結果が伴わない時期も長く、「弱い」という声も一部で上がっています。

それでも2023年の復帰戦での勝利や、試合後の感動的なスピーチ(「お互いを愛し合おう」と呼びかけた)は、彼の人間性や成長を示すもので、ファンの支持を集めました。

現在28歳と若く、フライ級での適正体重への調整も功を奏していることから、今後の巻き返しが期待されます。特に2025年5月の冨澤大智戦は、彼のキャリアを再定義する重要な試合となるでしょう。

アーセン自身は「バチバチの面白い試合を見せる」と意気込んでおり、ファンを沸かせる戦いを目指しています。彼の持つポテンシャルと努力が実を結ぶのか、今後の活躍に注目です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました